特定健康診査・特定保健指導
40歳から75歳未満の方を対象に、生活習慣病の発症や重症化の予防を目的とする「特定健康診査(特定健診)・特定保健指導」の実施が平成20年度から制度化されました。
特定健康診査(特定健診)とは
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目して生活習慣病のリスクの有無を検査し、リスクがある方には生活習慣を見直していくための保健指導を受けていただくことを目的とした健康診査です。
サニーピア健康保険組合での受診方法は、加入者の種別ごとに以下のとおりです。
一般被保険者 | 事業者健診(定期健診)を受診する。 (事業主が実施する事業者健診(定期健診)が優先されます。) |
被扶養者・ 任意継続被保険者 | ・「特定健康診査受診券」を利用して「特定健診」を受診する。 ・当組合が実施・補助する各種健診・人間ドックを受診・利用する。 ・パート先などで事業者健診(定期健診)を受診する。(健診結果を組合にご提供ください。) |
事業者健診および当組合が実施・補助する各種健診・ドックは、「特定健診」の検査項目が含まれているため、それらの健診を受けることで特定健診を受けたとみなされます。
特定健康診査受診券について
対象年齢に該当される任意継続被保険者・被扶養者の皆様へ、特定健診・特定保健指導を無料で利用できる受診券(セット券)を毎年ご自宅へお送りしています。受診券が届きましたら、健診施設へ提出し(※)特定健診を受けましょう。
費用は健康保険組合が全額負担するため窓口でのお支払いは無料ですが、基準の実施項目以外を受診した場合、その費用は個人負担となります(費用は健診施設へお支払いください)。
- ※健診の際は受診券とあわせて以下のいずれかにて資格確認をおこないますのでご用意ください。
- ・マイナンバーカードによるオンライン資格確認(受診する施設が対応している場合)
- ・マイナポータルの保険資格画面の提示
- ・マイナ保険証と資格情報のお知らせの提示
- ・資格確認書または被保険者証
健診結果の収集にご協力ください
サニーピア健康保険組合では、加入者の皆様の健康づくりに活用するため、国の方針に基づき健診結果の収集を行っています。パート先などで受診した健診など、当組合が実施・補助する健診を利用していない健診結果がございましたら、以下の①~③の3点すべてを健康保険組合へご提出・返却ください。ご提供いただいた方には特典を進呈いたします。詳細は、受診券とともにお送りしている案内状をご確認ください。
- ① 健診結果の写し
- ② 質問票 ※回答をご記入ください
- ③ 特定健康診査受診券(セット券)
- ※以下に該当する場合は特典の対象外です。
- ・一般被保険者の方(任意継続被保険者は対象です)。
- ・特定健診および当組合が実施・補助しているいずれかの健診を利用された場合。
- ・検査項目の不足がある場合。(「特定健診」のすべての検査項目が必須です)
特定保健指導とは
健診を受けられた40歳以上の方を対象に、生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方に対して、保健師、管理栄養士などの専門家が生活習慣を見直すサポートをします。
リスクの度合いに応じて「動機づけ支援」、「積極的支援」のいずれかにレベル分けされ、それぞれに応じた面談などのサポート(支援)が受けられます 。
- ※65歳以上の方は、積極的支援レベルに該当しても、動機づけ支援を行います。
- ※服薬状況によっては実施を見送る場合がございます。
特定保健指導を利用しましょう
対象者に該当された方には、健康保険組合からご案内いたします。また、受診券を利用して健診を受けられた方は、同じ施設で「特定保健指導」もご利用いただけます(一部施設に限る)。
脳卒中・心筋梗塞・糖尿病などの生活習慣病予防のための機会として、特定保健指導をぜひご利用ください。
オンライン資格確認等システムによる特定健診情報の提供について
サニーピア健康保険組合に加入する前に加入していた保険者(旧保険者)において実施された特定健診情報については、オンライン資格確認等システムを用いて当健康保険組合に提供することが可能となっています。
この特定健診情報の提供については、オンライン資格確認等システムを用いて提供を受ける場合に限り、加入者の同意を得ることは不要とされていますが、旧保険者で実施された特定健診情報を、当組合へ提供されることを希望しない場合は「不同意申請書」をご提出ください。
特定健康診査実施計画
当組合の特定健診及び特定保健指導の実施及びその成果に関する具体的な目標や、適切かつ有効な実施のために必要な事項について、「特定健康診査等実施計画」として公表しています。